こんばんは🌃光杏です🍎
以前、Xに「自信の作り方」について投稿しました。興味がある方は、ぜひこちらをご覧いただけたらと思います。(リンク:https://x.com/Couanne317/status/1850113528759460018)
この投稿にある通り自信を持つためには
「自分との小さな約束を守ること」が大切だと考えています。
例えば「明日は朝6時に起きる」と決めて、その通りにできたら、自分を少しだけ褒めてあげる。たとえ誰も気づかなくても、自分の中で小さな成功体験が積み重なっていくのです。このような小さな積み重ねが、自分への信頼感や自信を育てていきます。
しかし、それだけでは解決できない「根っこの部分」にも目を向けることが重要だと感じています。
そもそもなぜ自信が持てない?
今日はその話をさせてください。
自信が持てない理由は、人それぞれ異なりますが、多くの場合、過去の経験や他人から言われた心に深く刻まれた言葉が影響しているのではないでしょうか。幼い頃に親や周囲からかけられた言葉、学校での失敗、人間関係でのつまずき。心の奥底に、否定されたり傷ついたりした記憶が残っていると、どうしても自分に対する評価を低くしてしまいます。「私はダメだ」「どうせ期待に応えられない」といった思いが根深く心に残ると、何をやっても自信がつかないと感じてしまいます。
私自身も長い間、自信を持つことができませんでした。幼少期、親戚たちが集まる中で私のことを「どうしてあの子はこんなに出来が悪いんだろう」と話していたのを盗み聞きしたことが、今でも記憶に深く刻まれています。
その言葉は、まるで呪いのように私の心を支配し、「私は出来が悪い」「期待はずれ」という思いを植えつけました。そのため、自分の努力がどれだけ認められたとしても、心のどこかで「本当は価値がないんだ」と思ってしまう自分がいたのです。
では、どうすればこのような負の感情から抜け出せるのでしょうか?私が少しずつ自信を取り戻せるようになったきっかけは、自分の心と向き合い、過去の自分を受け止めたことでした。
過去の辛い出来事に対して、自分自身に語りかけるのです。「あの時、辛かったよね」「本当に傷ついたよね」と。心の中で封じ込めていた感情を少しずつ表に出し、傷ついた自分を受け入れる作業をすることで、心が少し軽くなったように感じました。
このプロセスは簡単ではありません。痛みを思い出すのは辛いし、自分を慰めることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。でも、これを行うことで、心に積もった重い感情を少しずつ解放していくことができます。そして、過去の自分に「よく頑張ったね」「一人で抱えてきたんだね」と寄り添いながら、新しい自分への一歩を踏み出せるようになります。
ただ「ポジティブに考えればいい」と言われても、それが表面的なものである限り、根本的な解決にはなりません。私たちが本当に変わるためには、自分の心に隠れている“痛み”をしっかりと見つめ、受け入れる必要があります。例えば、過去に誰かから否定された経験があるならば、その時に感じた悲しみや悔しさを、自分自身で認めてあげることが重要です。そして、そこから「でも今の私はこうして頑張っている」「あの時の自分より成長している」と、過去の自分を乗り越えた今の自分を肯定することが大切なのです。
もし、あなたが今、自分に自信が持てずに苦しんでいるのなら、どうか自分に優しく寄り添ってください。過去に起きた辛い経験・人から言われた心無い言葉に対して「辛かったね」「よく頑張ってきたね」と、自分に優しく語りかける時間を作ってみましょう。過去にどんな経験があっても、それを乗り越えてきたあなたは、決して弱くありません。そして、少しずつ自分を受け入れられるようになった時、心の奥から本当の自信が芽生えるはずです。
私は、これを繰り返すことで、少しずつ自分に優しくなり、心に温かい光を感じることができました。今もなお、完全に自信が持てているわけではありませんが、自分を否定するのではなく、少しずつ愛していこうと決めています。そして、あなたも自分に優しく、少しずつ自信を取り戻していけると信じています。共に頑張っていきましょう。